あしたのジョー
通勤電車で隣に座った人が週刊誌を読んでいました。
何気なく誌面見ると「あしたのジョー」です。
古いマンガなので気になってコンビニで見たら、週刊現代で再連載されています。
私の父はマンガは読まなかったのですが、唯一例外がこの「あしたのジョー」でした。
実家にはまだコミックが全巻あるはずです。
私も10代の頃に読んだことがあります。
昔のスポーツマンガは野球なら魔球、ボクシングならミラクルパンチみたいなものが出てくるのですが、「あしたのジョー」では他のマンガと比べると、割とベーシックな戦いが繰り広げられます。
「あした」を探して彷徨うジョーですが、安息の場を避けるように戦い続け、最後の名シーンを迎えます。
読み終わった後、父に「ジョーは死んじゃったの?」と聞いたことを思い出しました。
ジョーの気持ちの中には、常に力石に対する友情と敬意、葉子に対する淡い愛情が感じられますが、ストイックなジョーは葉子に自分の気持ちを伝えることもなくラストを迎えます。
最後に葉子に渡したグローブが、ジョーの精一杯の愛情表現だったのでしょう。
私は初期に葉子と親密な関係にあった力石にジョーが義理立てして、そういう態度をとり続けたんだと思っています。
当時、キラキラの少女マンガを読んでいた私にはちょっとしたカルチャーショックでした。
文豪三島由紀夫も愛読者で、発売が待ちきれずに出版社の編集部まで行ったという逸話も残っています。
珠玉の名作です。
まだ読んでない方はぜひ!
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